高橋谷と野原谷

高橋谷は鍋倉山(1,050m)を源としており、揖斐関ヶ原養老国定公園内を流れる流長7Kmの渓谷で、途中20程の小さな谷から流れ出た湧き水を集め清流となり粕川へ注いでいます。渓谷沿いには、日坂地内から鍋倉山を越え東海自然歩道が整備されており、春から秋にかけ訪れる自然歩道愛好者を多く見かけます。野原谷も、揖斐関ヶ原養老国定公園内を流れる流長5Kmの渓谷です。以前は東海自然歩道が整備されておりましたが、台風等の災害でコースが荒廃し、10年程前に廃止されました。野原谷や高橋谷の入口付近には浴場やレストランを備えた施設があり、渓谷沿いの林道散策の後に訪れるのも良いでしょう。春日地域は総面積の98%が山林で占められているため、四季折々の景観はすばらしく、一年を通して自然との語らいに多くの人が訪れます。