村間ヶ池と阿弥陀ヶ滝

村間ヶ池は、東前谷の山上標高700メートルにある天然記念物。流れ込む川も、流れ出る川もなく、つねに藍色(あいいろ)の水をたたえている。この池には古来大蛇が住むという伝説があり、水面はヒツジグサ・コウホネで中央部を残しほとんどおおわれています。岸辺にはモリアオガエルやルリイトトンボなど珍しいトンボを見ることができる。水深は最高20mにもおよぶ。
阿弥陀ヶ滝は高さ60mから直下で落下する綺麗な滝で「日本の滝100選」にも選ばれている。この滝は白山開祖泰澄大師が発見したとされ、長滝と呼ばれていた。その後、長滝阿名院道雅法師がこの滝の洞窟で祈念すると阿弥陀如来が現れたことから「阿弥陀ヶ滝」と呼ばれるようになった。